2.企画県民部②についての審査
➁ひょうごチャンネルについて
質問者:中野郁吾
続いてであるが、ひょうごチャンネルについて、今年の予算特別委員会での答弁で、「ひょうごチャンネル」という言葉を初めて聞いて、その存在を知った。もちろんきっかけは、先ほど企画県民1.で質問した、行革の出前講座の取り組みについてであったので、その動画を拝見した。
 そのほかにも県のイベント紹介や、地域・産業・食材等の魅力発信の動画、県の広報番組「ひょうごワイワイ」や知事の定例記者会見、県立施設や県施策の取り組み等について分かりやすく質の高い動画で紹介されている。また、神戸の夜景や、県内の大自然の空撮動画や寺社などの文化施設等の動画素材も提供しており、活用が図られれば、本県の魅力をさらに多くの人に伝えることができるのではないかと考える。
 しかし、これまで私自身、県のホームページをよく見ているほうであると思っているが、この「ひょうごチャンネル」は気付いていなかった。県のホームページのトップページの下のほうにリンクがあるが、余り目立っていないようにも思う。
 そこで、本県の取り組みや魅力の数々を動画にし、それを集めたこの「ひょうごチャンネル」の閲覧状況と評価、そして、さらなる活用が図られるための取り組みについてお伺いする。
答弁者:情報企画課長
ひょうごチャンネルは、さまざまな県関連のイベントや施策の紹介、県の広報番組などに加え、平成27年度からは県内の名所・旧跡・食文化など、ひょうごの魅力を紹介した動画の素材、これは申請をいただければ無料でダウンロードでき、個人のブログや商業利用も可能なものであるが、これらも含め、現在、2,244本の動画を県内外へ幅広く配信をしてきた。
 そして、これらの周知を図るため、県のホームページだけではなくて、同じネット上の情報媒体であるFacebookやTwitter、LINEなどのSNSを活用した情報発信なども行っており、その結果、閲覧の状況は、ページビューで、平成26年度は27万6,128件、27年度は29万4,972件、28年度は34万7,045件と年々増加しており、今年度も上半期、9月末現在で18万6,923件と、昨年同期を上回る件数で推移をしている。
 また、動画の素材についても、県では県政150周年記念映像などに、また、県外でも2025年の大阪万博誘致のプロモーション映像などにも利用されたほか、テレビのCMでも活用されるなど、県政のPR、あるいは県の魅力の発信に一定の成果があったのではないかと考えている。
 今後とも、SNSなどによる情報発信を継続するとともに、例えば、ひょうごチャンネルで紹介するさまざまなイベントの主催・共催団体やその出演者へのPR、また、教育現場で活用いただきたいということから、市町の教育委員会などへ、改めて周知を行うなど、ひょうごチャンネルのさらなる活用に努めてまいりたいと考えているので、どうぞよろしくお願いする。
質問者:中野郁吾
閲覧数も数年で27万件から34万件、さらに今年度は増えるということで、僕の不勉強だったということだと思う。
 それで、ただちょっと、僕が「ひょうごチャンネル」をぱっと見たときに、これは広報課が所管しているものだと勝手に思い込んだのだが、これなぜ、実際、情報企画課がやっているということだが、情報発信という点では一元化するとか何かしたほうが効率的なのかと思うが、所管課が何で違うのかというのを、これをちょっと聞かせていただければと思うのと、広報課との連携というところでの工夫なんかは、どのように図っているのかということを、もしお聞かせ願えればお願いする。
答弁者:情報企画課長
所管課のお尋ねであるが、この「ひょうごチャンネル」は、至ってSNS等で極めて情報に特化したようなということでもあるので、かねてから私どものほうで所管しておると聞いている。
 また、広報課との連携についてであるが、当然、このごらんいただいているのでご案内かと思うが、県の広報課がつくっているような広報番組も、この「ひょうごチャンネル」でずっと放映しているので、そう意味では日頃から、県の広報課とは連携を図ってやらせていただいているので、引き続きよろしくお願いしたいと思う。
質問者:中野郁吾
連携をしっかり図っていただいているということなのでよかった。確認したかったので、お伺いした。ありがとうございます。
 では、次の質問に移る。