2.企画県民部②についての審査
➀ひょうご博覧会in大阪について
質問者:中野郁吾
早速、質問に入る。
 まず、一つ目であるが、ひょうご博覧会in大阪についてである。
 交流人口・定住人口の拡大に向け、兵庫の魅力を関西圏に広くアピールするために、県内市町・事業者・大学・地域団体の協力を得て、兵庫の食・文化・暮らしの魅力を発信する「ひょうご博覧会in大阪」が大阪梅田のちゃやまちプラザにて、本年3月11日、12日の2日間開催された。
 ステージイベントでは、龍野北高校総合デザイン科の皮革ファッションショー、西脇高校OGなどによる播州織ファッションショー、日本遺産のデカンショ節、三原中学校の淡路人形浄瑠璃、移住者によるトークステージ等が行われ、出展ブースでは、但馬牛のサイコロステーキを初め、スイーツや豊富な種類の日本酒、兵庫まるごと出張マルシェとして野菜・果物・加工品等が数多く取りそろえられていた。
 私も会場に赴き、両手一杯の兵庫の特産品をたくさん購入するとともに、そのイベントのにぎわいを強く感じた。そのとき兵庫県にはおいしい物、よいものがたくさんあるなと改めて感心した。
 そのにぎわいから、事業の開催場所、日程、内容に至るまで、大成功であると思ったが、一つだけ気になる点があった。それは「カムバックひょうごセンター出張所」が、その場に開設されていたにもかかわらず、会場内の奥まったところにあり、なかなかあることすら気付いてもらえないのではないかと感じた。交流人口だけでなく、定住人口の拡大を目的としているならば、もっと貪欲に目立つような場所に設置してもよいのではないかと考える。
 そこで、本事業の評価と改善点を踏まえ、来月2回目の開催となる本事業について、新しい取り組みなども含め、どのように取り組んでいかれるのかお伺いする。
答弁者:地域創生課長
東京圏はもとより大阪府に対しても人口の転出超過が課題となる中、関西圏から本県への交流人口の増加、定住人口の拡大をめざし、昨年度から大阪の中心地・梅田において、兵庫の魅力を発信する「ひょうご博覧会in大阪」を開催している。
 初開催となった前回、3月11日、12日の博覧会では、兵庫五国の食・文化・暮らしを体感いただくことをコンセプトに、16のステージイベントを実施するとともに、41のブースを出展し、2日間で2万人の来場者を得た。
 来場者、出展者の方々の声を聞くと「こんなにもいろいろな地域やおいしい物があることを初めて知った」「もっとたくさんのブースを出してほしい」「次回もぜひ出展させてほしい」との声が寄せられており、おおむねご満足いただけたのではないかと認識している。しかし、一方では通路幅等の都合上、カムバック出張所周辺など、十分な人の流れをつくれなかったなど運営上の課題のあったことも事実であると理解している。
 このため、11月11日・12日に開催する「ひょうご博覧会in大阪2017」では、来場者がさらに効率的に会場をめぐることができるよう会場レイアウトを見直すこととしている。カムバックひょうごセンター出張所を含む全てのブースに来場者が関心を喚起できるよう、配置やデザインに工夫を施していく。
 また今回は、毎日放送本社以外に、ロフト梅田店やマルゼンジュンクドー梅田店、阪急系の大型ファッションモールNU茶屋町など周辺の集客施設の協力を得て会場を拡大し、梅田茶屋町地域一帯全体で展開をする。ステージやブース出展等も合わせて100を超えることから、前回以上の来場者を予想している。議員各位におかれても、ご来場いただくとともに、事前のPRにも、ぜひ、ご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げる。
質問者:中野郁吾
本年度、さらに場所も拡大して行われるということで、非常に期待もしているが、レイアウトの見直しというのも非常に大事で、私、今回1日目行って楽しかったので、2日目に家族を連れていったが、1日目に行って、カムバックひょうごセンターのブースのところに、余り人が集まっていないのが気になり、2日目ちょっとのぞいてみて、しばらく何度かいやらしい話だが、のぞいてみたが、そこの担当の職員さんも、ちょっと途中からいなくなり、私が見たときは、がら空き状態になっているようなところもちょっと見受けられたので、そのあたりももうちょっと積極的に頑張っていただければと思うので、よろしくお願いする。
 それと、来場者が延べ2万人ということで、たくさん訪れられているということであるので、ただ来て、多くの人が「兵庫県はいいものあるね」というので物を買っていく、ただの物産展になってしまわないように、移住促進とかそういったことを、兵庫の本当の魅力を伝えていただいて来てもらうという、交流人口の拡大、移住人口の拡大ということで取り組んでいただければと思う。期待しているので、来月11日、12日に、ぜひ委員の皆さんもお越しいただきたい。お願いする。続いての質問に移る。