5.産業労働部・労働委員会についての審査
①ひょうご若者就労支援プログラムについて
(2)研修後の支援について
質問者:中野郁吾
研修後の支援についてお伺いする。
 当該人材育成プログラムを4ヵ月間にわたって受けたにもかかわらず、実習生、企業双方が合意に至らなかった場合、その就職希望者がこの事業で受けたプログラムを生かして、ほかの就職先をあっせん、紹介するような仕組みとなっているのか、伺いたい。
答弁者:しごと支援課長
本プログラムで実施する職場実習については、その企業で継続されることを前提と考えているので、このプログラムを着実に実施することが、何よりも修了後の安定的な雇用につながるものと考えている。
 このため、単に職場実習期間を3ヵ月間確保することよりも、希望や適性を重視しながら、戦力となる企業とのマッチングを図ることに重点を置いて実施する予定である。
 仮に、このプログラムでの雇用につながらなかったとしても、参加者にとって、研修や就業体験等の経験というのは、本人の今後の就職活動にとって有為なものとなると私どもは考えている。
 さらに、プログラム修了後、直ちに雇用に結び付かない場合、神戸クリスタルタワーの若者しごと倶楽部などで面接・相談や求人情報の提供、職場・職業紹介、短期職場体験といった事業を通じ、このプラグラムでの経験も生かしながら、安定的な就職につながるよう、引き続き支援していきたいと考えている。
質問者:中野郁吾
学卒者でいい人材というのは、本当にたくさん潜在化して眠っていると思われるので、そういったところにも目を向けて、いい人材を企業が確保して、今後の会社の発展等にもつなげていっていただきたい。次の質問に移る。