4.健康福祉部についての審査
②ひょうご出会いサポートセンターについて
(2)UIJターン出会いサポートセンター事業について
質問者:中野郁吾
次に、UIJターン出会いサポートセンター事業についてお伺いする。
 今年度の補正予算において、ひょうご出会いサポートセンターの東京出張所を設置することとされている。現在、東京一極集中の是正に取り組まないといけない中、東京でもこの事業を行うことは、更に東京の一極集中を促すことにつながらないかと懸念している。県として予算を出す以上、兵庫県にメリットが多くないといけないと思っている。成婚に当たっては、例えば成婚した場合兵庫県に帰ってくる、そういったような仕組みとなっているのか、お伺いする。
答弁者:男女家庭課長
出会いサポートセンター事業の対象者は、これまで兵庫県内に在住、在勤、在学中の方に限定されていたが、県外在住者であっても会員要件を満たす方の紹介があれば会員登録できるようにするとともに、東京に出張所を開設する。運営に当たっては、ご指摘のような東京への流出を防ぐため、出会いイベントや個別お見合いは東京では行わず、県内のみで開催するとともに、紹介者を通じて、本県への転入の意思を確認することを予定している。
 このような取り組みにより、これまで、兵庫県に帰省したときしか登録や検索ができなかった東京近辺に住む兵庫県出身者が東京で気軽に検索できるようになる。また、本県に何らかのつながりがあって、本県への転入を考えている方が登録されることにより、現在の会員にとっても出会いの機会が広がるなど、一定のサービス向上にもつながると考えている。東京兵庫県人会や東京の同窓会・同郷会などとも連携を図って、効果的な広報に努めて、県内の成婚数の増加や少子対策につながるような事業として展開していきたいと考えている。よろしくお願いする。
質問者:中野郁吾
成婚の際は、ぜひとも兵庫県の魅力を存分にお伝えいただいて、兵庫県で暮らしていただけるよう取り組んでいただきたいと思う。
 そして、一つ気になったことが、この出会いサポートセンターだが、県内において、都市部、阪神間等にはサポートセンターの数が多いが、北部、但馬あたりには1件しか見受けられない。私がインターネットで確認したところ、そういった状況になっているので、このサポートセンターを利用するに当たっては、まず、そのサポートセンターに行かないといけないと書いてあったので、そういった地方の部分にも出張して、こちら側から行って、そこに来てもらい、サポートセンターに入ってもらいやすい仕組みづくりもお願いしたいと思う。 そして次の質問に移る。